「SUNO」ハマりますね

映像制作って、難しそうに見えて意外と身近なものです。
今回は、最近話題の音楽生成AI「SUNO」について、映像づくりとの関係も含めてお話しします。
どうも、藤田です。
音楽生成AI「SUNO」が熱い。映像制作者も無関心ではいられない理由。
最近、SNSやクリエイター界隈で「SUNO」という名前を耳にすることが増えました。
これは、テキスト入力や簡単な指示だけでゼロから音楽を自動生成してくれるAIツールで、映像制作の現場でもじわじわと注目を集めています。
今回は、映像におけるBGMの役割とSUNOの可能性について、ツクリテラの視点から掘り下げてみたいと思います。
目次
「SUNO」ってどんなサービス?
SUNOは、ユーザーの入力したプロンプト(例:”明るくポップなロック風”)やメロディに基づき、完全オリジナルの楽曲をAIが生成するサービスです。
ジャンルはロック・シンセポップ・アコースティックなど幅広く、ボーカル入り・インストの両方に対応。
短時間で高品質なサウンドが得られるため、音楽制作の専門知識がなくても「映像に合った空気感」を作れる点が特長です。
「音楽どうする問題」を、AIが支援してくれる
映像制作で頻繁に悩むのが「音楽どうする問題」です。
フリー素材ではしっくりこなかったり、使い回されていたり……。
そんなとき、Sunoを使えば映像の世界観にフィットする“オリジナルBGM”を気軽に試すことができます。
私たちのように、ナレーションの裏でうっすら支えるようなインスト音源を多用する現場では、「空気感の実験」が手軽に行えるというメリットは非常に大きいです。
「とりあえず当ててみる」が制作を加速する
特に効果的なのが、企画初期や構成検討のフェーズ。
短尺で数パターン作って、「テンポ」や「曲調」に合わせて映像の流れを検討する。
仮編集でサッと試してみて、「この方向でいけそうだ」と手応えを得られることも少なくありません。
また、提案資料や社内コンセプトムービーなどの仮BGM用途にもぴったり。
「ちょっと音があるだけで、伝わる説得力が変わる」——これは、日々の現場で実感していることです。
ロイヤリティフリー音源と、AI音源の共存
もちろん、SUNOが生成する楽曲がすべてに適しているわけではありません。
構成が単調だったり、雰囲気が狙いからズレる場合もありますが、映像と音楽の“方向性を探る”という意味では大きな武器になります。
今後、ツクリテラではSUNOを仮編集・演出検討用にとどめず、ロイヤリティフリー音源と共存させる形で実制作にも積極活用していく予定です。
なお、商用利用については有料プランを契約することで基本的に可能となっています。利用規約の確認は必須ですが、少なくとも映像制作現場において選択肢のひとつとして組み込める段階に来ていると感じています。
よくあるご質問
Q. 納品された映像のBGMがAI音源でも、商用利用に問題はないですか?
A. 問題ありません。ツクリテラでは、商用利用が可能な範囲でAI音源を適切に活用しており、著作権やライセンス条件も確認のうえでご提案しています。ご希望に応じて、ロイヤリティフリー音源や別途ライセンス取得済みの楽曲もご用意可能です。
Q. BGMがAI音源になることで、品質に差はありませんか?
A. 用途に応じて選定していますのでご安心ください。AI音源はテンポや雰囲気を細かく調整できるため、特にナレーション背景や仮編集用のBGMに適しています。本番用の音楽としても、必要に応じて編集・加工を加えることで高いクオリティを保てます。
Q. 映像をYouTubeやWebサイトに公開しても問題ないですか?
A. はい、著作権や利用規約に準拠した楽曲のみを使用しております。
納品後の活用に際して不安がある場合も、事前にご相談いただければ確認のうえご対応いたします。
映像 × AI音楽、これからのスタンダードへ
AI音源は、「誰でも」「すぐに」音を試せる時代の到来を象徴しています。
それを脅威と見るのではなく、可能性ととらえること。
ツクリテラは、AIも人の技術も活かしながら、“伝える映像”のための最適な表現を追求していきます。
「まだ構想はないけれど、ちょっと話を聞いてみたい」
そんなときは、お気軽にご相談ください。
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