2023.3.14 映像考ブログ

技術紹介動画の特徴とメリット！サービス紹介動画を作る際のポイントも紹介

「自分たちの技術をSNSで紹介したいけど、映像の作り方がわからない」このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、この記事ではサービス・技術紹介動画について、メリットや作る際のポイントについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1 サービス・技術紹介動画の特徴と種類
2 サービスや技術を動画で伝えるメリット
3 サービス紹介動画を作る際のポイント
4 まとめ

サービス・技術紹介動画の特徴と種類

サービスや技術紹介動画とは、商品の形がないサービスや技術を紹介する映像です。認知度や売り上げの向上、会社のブランディングや人材募集の向上などが目的で制作されます。

サービス紹介動画は、実際にサービスや技術を利用しているイメージがつきやすいのが特徴です。形のない商品は専門性が高い場合が多く、文字や画像では全容を伝えるのが難しいケースが多いです。しかし動画でアピールすれば、消費者にどんなメリットがあるのかを、短時間で伝えられます。

サービス・技術紹介動画の種類には、実写やアニメーションの他にもインフォグラフィックスというデータを視覚的にわかりやすくしたものなど、多くの種類があります。どれがよいということはなく、アピールしたいサービスや技術に合わせて選ぶと効果的です。

また、視聴してほしいターゲットによって、種類や内容を変える必要があります。企業などのビジネスシーンであれば、具体的なデータを加えると効果的です。反対に、個人の消費者に利用してもらいたいのであれば、サービスを受けるメリットをイメージさせるのが効果的だといえます。

サービスや技術を動画で伝えるメリット

サービスや技術を動画で伝えるメリットは下記のとおりです。

文字や画像よりも多くの情報を伝えられる
無形商品でも魅力が伝わりやすい
印象に残りやすい
複数の媒体で活用できる

それぞれ具体的に解説します。

文字や画像よりも多くの情報を伝えられる

映像は文字や画像よりも、短時間で多くの情報を伝えられます。特に、形のない商品は文字や画像だけでは、顧客に伝えられる情報が十分でないケースが多いです。

文字を読む速度は1分間に平均で500文字といわれています。画像を使って補足したとしても映像の情報量と比較して、得られる情報量は雲泥の差があるでしょう。特に自ら興味を持って調べているユーザーは文字を読んでくれますが、興味のないユーザーは長文を見ただけで読むのをためらってしまうケースも多いです。

無形商品でも魅力が伝わりやすい

無形商品であっても映像であれば魅力が伝わりやすいです。サービスや技術は文字で説明されても、どんなサービスかイメージが掴みづらいケースが多いからです。また、サービス自体のイメージだけでなく、サービスを利用した後に得られるメリットもイメージしやすいのも特徴です。

多くのユーザーはサービスそのものに魅力を感じるのではなく、サービスを受けるとどんなメリットがあるかの方が興味をそそられるため、映像で具体的にイメージを持たせるのは効果的になります。

印象に残りやすい

映像の情報は文字と比較して印象に残りやすいです。なぜなら、映像には視覚だけでなく聴覚にも影響をあたえるからです。たとえば、「マクドナルド」のポテトの揚がる音や「ファミリーマート」の入店音などは、何となく耳に残っていて頭の中で再生できるのではないでしょうか。また、音を聞いただけでマクドナルドやファミリーマートをイメージできる方も多いでしょう。

「メラビアンの法則」という法則があり、人間が情報を受け取る際に38％を聴覚で受け取ると記されています。視覚情報だけの文字や画像と比較して、単純に約4割の情報を多く伝えられるため、映像の方が印象に残りやすいのです。

複数の媒体で活用できる

映像は一度作ってしまえば複数の媒体で活用できます。2022年現在では、You tubeを始めInstagramやTikTokなどのSNSや、テレビCMなど数多く宣伝媒体が存在し、媒体に合わせた再生時間の映像が必要になるでしょう。

しかし、映像は後からでもカットや映像の追加など編集が可能なため、載せたい媒体に合わせた長さの映像にできます。

サービス紹介動画を作る際のポイント

サービス紹介動画を作る際のポイントは下記のとおりです。

1つの動画で伝えるメッセージは1つに絞る
ターゲットを明確にする
視聴者の悩みに共感できるようにする
サービス紹介の映像制作をしているプロに依頼する

それぞれ具体的に解説します。

1つの動画で伝えるメッセージは1つに絞る

1つの動画で伝えるメッセージは1つに絞りましょう。上述したとおり映像から得られる情報は、文字情報と比較して多くなります。そのため、全てを詰め込もうとすると、本当に伝えたいメッセージが埋もれてしまい視聴者に伝わらなくなるでしょう。

特に、ブランディングを考えているのであれば情報は絞った方が効果的です。ブランディングとは、類似品やサービスなどと差別化して消費者に「〇〇と言えばこれ」というようにイメージしてもらうことが大切です。ブランディング映像で情報量が多いと、類似品との差別化が難しくなり印象に残らなくなってしまいます。

ターゲットを明確にする

利用してもらいたいターゲットは明確に設定しましょう。大多数の相手に向けた映像は、逆に誰にも刺さらない映像になってしまいます。例えば、パーソナルジムの映像で「誰でも3ヵ月で痩せられる」というメッセージを発信したとします。

すると、男性は、ダイエットジムは女性ばかりで行きづらいと思うかもしれませんし、シニア層は若い子に囲まれるのが恥ずかしいと思うかもしれません。そのため、初めからターゲットにしたい年代や性別を明確にして、ターゲットに適した映像を作らなければなりません。

視聴者の悩みに共感できるようにする

視聴者の悩みに共感できる映像にすると集客効果が現れやすいです。サービスや技術を伝えるだけでは、視聴者に十分な魅力は伝わりません。また、サービスを利用するメリットを伝えるだけでも利用するまでには至らないケースも多いです。

しかし、視聴しているターゲットの悩みや不安に共感できるポイントがあると、視聴者はグッと興味をそそられてサービスや技術の利用を考えるようになります。また、悩みや不安は潜在的に眠っている場合も多いため、「確かに言われてみれば不安かも？」と思わせるのも効果的です。

具体的には、保険商品を扱っている場合に、「月額〇〇円も安くなる」とアピールするより「毎月の保険料高くて困っていませんか？」、「もし自分に万が一のことがあった場合に残された家族の生活費や養育費を考えていますか？」などの問いかけが有効です。

サービス紹介の映像制作をしているプロに依頼する

サービス紹介動画に限らず、動画制作自体に技術や時間がかかります。また、サービス紹介の映像は素人だと中々難しく、上述した他のポイントを盛り込めずに不自然になるなど、あからさまな演出で視聴者に安っぽく見られてしまうでしょう。

そこで、映像制作を専門にしているプロに依頼するのがおすすめです。映像制作のプロであれば、映像を作る技術はもちろん視聴者にサービスの魅力を伝える技術も持っています。「ツクリテラ合同会社」では、日本の技術やサービスを世界に向けて伝えていける映像技術を持ち合わせていますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

この記事では、サービス・技術紹介動画について解説しました。

サービス動画の特徴は、無形商品を紹介する映像を指します。種類もアニメーションや実写など様々な手法が用いられます。